「英語を身につけたい!」と思う動機は人それぞれだと思います。
- 就活、転職を有利に進めたい
- 出世のために必要
- 大好きな海外旅行で現地の人とコミュニケーションをとってみたい
- 英語を身につけることで自信をつけたい
- 英語話せるってだけでカッコいいし、なんかモテそう
などなど。
英語を習得するには「継続力」が必要ですので、モチベーションの維持という意味ではこういう動機を持っていることがとても大事になります。
また、このようなきっかけとなる動機だけでなく、自分が英語を身につけたら具体的にどんなメリットがあるのか、どういう風に世界が変わるのかを知っていると、よりモチベーションを維持することができるので、ぼくの経験を元に整理していきたいと思います。
Contents
英語を学ぶ7つのメリット
得られる情報が飛躍的に増える
あなたは、世界の情報のうち何%が日本語で書かれているかを知っていますか?
実はその割合は5%にも満たないと言われています。
一方で、英語はというと50%超と言われています。つまり英語ができれば世界の情報の半分以上に触れることができるということですね。
実際にどれくらいの違いがあるのかというのを、視覚的にも感じて頂ければと思うので、例えば「ハネムーンでイタリアに行きたい!」と思ったとしましょう。
このケースを日本語で調べたときは、
と179万件ヒットします。
これを英語で調べたらどうなるかと言うと、
はい、ドン!
6,630万件ヒットします。実に37倍と桁違いな情報量ですね。
当然これは「イタリア ハネムーン」で調べたから、このように差が開いたのではなく、ビジネス、最新の学術論文、ガジェット情報などありとあらゆるもので、英語の方が圧倒的に多くの情報が出回っています。
あなたが、もしこれまで日本語でしか検索をしてこなかったとしたら、それはその何十倍もの英語の情報に触れるチャンスを逃してきたことになります。
すべてのことにおいて、「まずは知ること」が大事なので、まずはその「手段」として英語を身につけることが近道になるでしょう。
視野が広がる
これは情報量が増えることとも繋がる話ですが、英語ができるようになることで、世界の様々なバックグラウンドを持った人たちと交流することができるようになります。
そして、そうやって色んな価値観に触れることで、これまで自分が「常識」だと思っていたことが必ずしも「世界の常識ではない」ということに気づくことができます。
例えば、ぼくは大学時代にアメリカに留学をしていましたが、日本の友人たちが大学2年生を過ぎたあたりから、ほぼ全員一斉に就活を始め出したのに対し、アメリカの友人たちは大学卒業後もすぐには就職せずに、「1年間世界一周をする」、「興味がある国の大学に留学する」など様々な選択肢を持っている人が多かったのが印象的でした。
それまで日本の高等教育で、大学卒業後はそのまま就職するのが「当たり前」と植えつけられていた自分にとって、世界の学生の就活事情・人生観を知ることができたのは非常に良い経験になりました。
また、海外の友人に「日本人は始まりの時間に遅刻することにはウルさいのに、終わりの時間にはルーズだよね」、「日本人って自分の意見を主張しないで静かな人が多いよね」と言われたことは、いい気づきにもなりました。
英語を身につけ、世界の情報に触れることで、自分の思考を狭めることなく、より広い視野で物事を捉えることを意識していきたいですね。
英語で発信できるようになる
英語ができることのメリットは単にインプット量が増えることだけではありません。
英語ができるようになることで、自分の意見・作品などを世界に向けて発信することもできるようになります。
最近はinstagram、twitterなどのSNSや、ブログなどで発信をする方が多いですが、これを英語にすることで、自分の声を日本人だけでなく、世界の多くの人に届けるチャンスが生まれます。
海外の大学に行くという選択肢ができる
海外の大学に留学する際は、TOEFL(TOEICの何倍も難しいテスト)などで英語力を示すことが応募の必須条件となります。
つまり英語ができないと、いざ「海外留学して、現地生と同じ授業を受けたい!」と思っても、そもそも応募資格すら満たせないことになります。
もちろん現地の語学学校でいいのであれば、応募時点で満たす必要なないですが、せっかく留学に行くのであれば、現地生と同じ授業を受けて、現地の人たちと交流したいですよね(現地の語学学校に行っても、日本人同士やアジア人同士でつるんで留学終わり。となる人はビックリするほど多いので注意しましょう)。
ぼくも留学をしたときは現地生と同じ授業を受けていましたが、やはりそこで得た「経験・人脈」というのは一生の宝になりますので、興味がある人は是非留学にトライして頂ければと思います!
将来の選択肢が広がる
当然、選択肢が広がるのは留学に行きたい学生だけではありません。
ビジネスマンも英語ができることで、自分の将来の選択肢を一気に広げることが可能になります。
企業のグローバル化がさらに進んできており、必然的に企業を構成する従業員にも「グローバル人材」を求めてるようになっているのです。
ただこういう話をしても、「自分は一生日本で働くし、英語の勉強なんて必要ないんだ!」という方が必ず現れますが、時代が激しく移り変わる現代において、自分がやりたい仕事、勤めている会社が一生安泰である保証はどこにもないですし、ましてや人生100年時代といわれる中で、自分がやりたいことが変わらないとも限りません。
であれば、自分が何かやりたいと思ったときに機動的に動けるよう、選択肢を増やす手段として英語は学んでおくべきでしょう。
まだまだ日本だと目立てる
若い世代では英語が使える方が増えてきている印象ですが、それでもまだまだ割合としてはかなり少ないように感じます。
しかもこれを上の世代に目を向けてみると、英語を扱える人の割合は更に減ります。
実際に、ぼくは英語が扱える人が他社よりは多そうな印象を受けることが多いメガバンクに勤めていますが、英語を使える上司はほとんどいないというのが実態です。
具体的には、TOEICを受けた上司のほとんどが300点いってないなどなど…
だからこそ、ちょっと英語ができるだけで、「あいつは英語ができるヤツだ」と覚えてもらえ、一度そういう風に見られるようになると、不思議なことに途中から「あいつはできるヤツだ」となぜか仕事もできるという風に錯覚してくれるようになることが多いです。
実際にこれはぼくの経験談で、銀行業務については右も左も分からない新人の頃に、支店に迷い込んで来た外国人のお客さんの対応を英語でやっていたら、「あいつは英語ができる」から「あいつはできる」とぼくにとっては都合が良すぎる脳内変換をして頂いた結果、仕事もいろいろと振ってもらえるようになりました。
そういう意味では英語は錯覚資産として有効ですので、日本では何かと重視されるTOEICは点数を取っておくと、ビジネスの面で有利に働くでしょう。
吹き替え・字幕なしで洋画が観られる
小さなことのようで、大きなメリットであるとぼくが感じていることの一つに、これがあります。
ぼくはアメリカに10年住んだ後、日本に帰国したのですが、洋画を観てビックリしたことがありました。
それは、洋画に振られている字幕であったり、吹き替えが英語で言っている内容からかなり意訳されていることでした。
監督や役者の方々が本当に伝えたかった内容や、言い回し、ニュアンスなどを理解したいのであれば、是非英語を習得して、吹き替え・字幕なしで観てみることをオススメします!
まとめ
いかがだったでしょうか。
改めて、今回ご紹介した「英語を学ぶ7つのメリット」をまとめてみたいと思います。
- 得られる情報が飛躍的に増える
- 視野が広がる
- 英語で発信できるようになる
- 海外の大学に行くという選択肢ができる
- 将来の選択肢が広がる
- まだまだ日本だと目立てる
- 吹き替え・字幕なしで洋画が観られる
今回紹介したもの以外にも、英語を学ぶことのメリットはたくさんあります。
ぼく自身、英語が話せることで「本当に人生得をしているな」と実感しています。これは学生のときもそうですし、社会人になってからもそうです。
そういう意味では、英語は「勉強にかけた時間に対して得られるリターンが大きい」コスパのいいスキルだと思います。
このブログを通して、ぼくが一貫として主張している「まずは知ること」が大事です。
「英語を学んだ後、自分はどうなれるのか」というのをまずは知ることで、モチベーションを高く保ち、より開かれた世界に飛び出していきましょう!
英語に興味がある方はアメリカにも興味がある方が多いかと思いますので、以下の記事も参考にして頂ければと思います。
それでは!
Good Luck!