- 実際に高配当投資をしている人の実績を知りたい!
- どんな感じで配当金が増えていくのかを知りたい!
- どんな銘柄を買えばいいか分からないから、他の人のを参考にしたい!
あなたもこんなことを思ったことはないでしょうか。
この記事では、「インデックス × 高配当」戦略をとり、インカムゲインを目的に運用資産の一部を、
高配当ETF・個別株に投資しているさぼてんの、2021年12月単月、および2021年度通年の配当金実績や、これまで累計受取額等をご紹介したいと思います。
高配当投資は、税金の観点でインデックス投資と比べトータルリターン(キャピタルゲイン+インカムゲイン+税金等勘案)で不利と言われていることは理解していますが、ぼくは高配当投資についてはトータルリターンではなく、
- 配当金というかたちで「成長」を実感できる
- 配当金は基本的には右肩上がりとなるため、「モチベーションを維持」しやすい
- 自分の労働力・時間を割く必要がない、「不労所得」である
という点に魅力を感じていることから、毎月、米国高配当ETFの買い付けを実行しています。
ぼくの現状の投資方針については、以下の記事をご覧ください。
それでは具体的な実績をみていきましょう!
Contents
2021年12月の配当金実績
2021年12月は、以下銘柄より配当金として税引後で、40,866円(=米国ETF・個別株の受取配当金の円換算)を受け取りました。
ティッカー | 銘柄 | 配当金・分配金(税引後) |
SPYD | SPDRポートフォリオ S&P500 高配当株式ETF | 4,588円 |
HDV | iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF | 10,300円 |
VIG | バンガード米国増配株式ETF | 6,755円 |
QQQ | インベスコQQQ トラストシリーズ1 | 729円 |
RDS.B | ロイヤル・ダッチ・シェル | 1,982円 |
XOM | エクソンモービル | 1,421円 |
ー | 持株 | 15,071円 |
※QQQは配当受領が1月にずれ込んだものの、便宜的に12月受領として計上
■米国ETF・個別株
USD建て:228.78ドル(円換算:25,795円)
■持株
円建て:15,071円
∴合計
40,876円
以下ツイートの通り、昨年12月は受取配当が22,885円でしたので、前同比+17,981円の増加となっています。
2021年12月の配当金がすべて入金され、実績は以下の通りとなりました。
【配当金実績(税後)】
SPYD 40.64ドル
HDV 91.42ドル
VIG 60.01ドル
QQQ 6.39ドル
RDS.B 17.65ドル
XOM 12.67ドル
持株 15,071円⇨円換算合計: 40,866円
前同比+17,981円と順調に右肩上がりとなっています。
— さぼてん (@saboten_usa) January 9, 2022
これはHDV・VIGの持ち株数が積立投資により増加したことや、各ETF・個別株の増配等に起因しているものになります。
ただ、年末に投資界隈では大きな話題になった通り、SPYDの12月配当は前年同期比▲78.9%と大減配になりました。
【SPYDの2021年12月分配金速報】
2020年12月:0.606617ドル
2021年12月:0.127557ドル
12月増配率:-78.97%年間トータル
2020年:1.632091ドル
2021年:1.54921ドル
年間トータル増配率:-5.08%コメント:
衝撃的な「大幅減配」という結果でした
一瞬数字を見間違えたのかと思いました… pic.twitter.com/xTrnzxokYq— 投資家バク@高配当投資家×ブロガー×Youtuber (@firelife_blog) December 17, 2021
この減配を踏まえて、多くの個人投資家がSPYDを手放すという判断をされていますが、ぼく自身はSPYDには、以下の考えで保有しているため、今後も定期積立をしていこうと考えています。
- 短期目線で、一定程度の配当金を確保したい(VYM等と同程度の増配は求めていない)
- 2021年12月単月では確かに大減配となっているものの、通年では前期比▲5%程度であること
- キャピタルゲインはそこまで求めていない(キャピタルゲインは、ポートフォリオの主力である楽天VTI、eMAXIS slim全世界、VIG等で追求)
- インカムゲイン目的の投資が数十年後に、どれほどのリターンになっているかを知りたいという好奇心もあって、半分趣味で投資している
2021年度の配当金実績
2020年の受取配当金は、約103,000円(税還付を除く)でした。
年間でみるとお小遣いとしては、なかなかいい金額ですよね。
これに対し、2021年度は166,970円(税還付を除く)の配当を受領しました。
前年比で年間6万円、ひと月あたりだと約5,000円のキャッシュインフローの増加であり、実質的に毎月の通信費は余裕で賄える水準になってきました。
今後も配当金を着実に増やしていき、以下のように少しずつ「配当金だけで賄える生活費」を増やしていければと考えています。
月1万円 | 電気・ガス・水道代 |
---|---|
月5万円 | 通信費・日用品・衣服美容費 |
月10万円 | 住居費の一部 |
受取配当金の推移
ぼくのこれまでの配当金受取推移は、以下のとおりです。
配当金は、順調に右肩上がりで積み上がっていってますね。
前述の通り、ぼくは配当金が四半期末に集中する米国ETFの保有が多いため、3・6・9・12月に配当が集中しています。
また、3・9月および6・12月にぞれぞれ配当を受領する日本株も、四半期末に配当が集中している一因になっています。
年度別の推移については、2019年からの高配当投資の開始以降、以下の推移で配当金を増やしていっています。
- 2019年:約1.5万円
- 2020年:約10.3万円
- 2021年:約16.7万円
ぼくが使っている「配当管理」というアプリによると、現状の各種ETF等の株数だと、以下の通り税引前で23万円程度の配当が得られることになっていますが、
このアプリは通年の配当額計算時に「直近の配当額×4」という計算をしているため、今回のSPYDのような減配があると通年でも大減配しているという計算になってしまうことから、実際の実力と乖離が出てしまうということが起こってしまいます。
そこで自分で計算をし直したところ、現在の実態の実力だと税引後で約26.8万円となっていました。
※上記は主に配当を目的とした投資分しかカウントしていないため、投資額の大きい楽天VTI等のキャピタルゲイン目的の投資分は、上記の資産取得額には含まれておりません。
2022年度が終わったときに、この年間配当額をいくらまで積み上げることができているか、今から楽しみです。
累積配当金の推移
下のグラフは、配当金を初めて受け取った2019年〜本日までに受け取ってきた「配当金の累積額」を示したグラフになります。
2021年12月末時点で、累積受取配当金は約30万円となっています。
少しずつではありますが、着実に配当金は積み上がっていますね。
含み益という一種の幻ではなく、配当金というかたちでの「確定利益」であるという点が、個人的には精神衛生上 goodなポイントです。
2021年12月の高配当ETFの積立・スポット投資額
高配当ETFへの12月の積立投資実績についても、ご紹介しておきます。
12月もいつも通り、「自動積立+スポット投資」を実施おり、購入実績は以下の通りとなりました。
ティッカー | 銘柄 | 株式数 | 購入額(ドル) |
SPYD | SPDRポートフォリオ S&P500 高配当株式ETF | 10 | 410.10 |
HDV | iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF | 4 | 395.88 |
VIG | バンガード米国増配株式ETF | 16 | 2,680.39 |
毎月の積立投資に加え、12月の受取配当金である約4万円や、冬のボーナスの一部を原資とし、VIGを14株スポットで追加的に購入しています。
【2021年12月の投資額】
・毎月の積立額約28万円
・12月の配当金やボーナスの一部等を原資に、追加的にVIGをスポット購入これらで12月の投資額は、合計で約62万円となりました。
— さぼてん (@saboten_usa) January 9, 2022
上記ツイートの通りですが、高配当目的の投資以外にも、キャピタルゲイン目的の積立投資(楽天VTI・QQQ等)も実施しており、9月の合計の投資額は約62万円となりました。
2022年度の投資方針
2022年も引き続き、高配当投資に関しては主にSBI証券の自動積み立てサービスを利用し、淡々と積立投資を実施しつつ、
コロナショックのような一時的な暴落がまた起きた際には、大きく買い向かうことができるよう、
- 「本業」で成果を出し、給与所得を上げる
- 配当再投資等を通じて、資産増加・投資余力向上
を目指したいと思います。
他にも↓こんな記事を書いていますので、是非ご覧ください。
それでは!
Good luck!