さぼてんです。
学生のあなたは、こんな悩みを持ったことはありませんか?
- 学生時代になんとか100万貯めたいけど、もう削れる支出がない…
- 卒業旅行で海外に行きたいから、今のうちからコツコツと貯めたいけど方法がわからない…
- 頑張ってバイトをしてるのに、思ったほど収入が入らない…
こんな悩みを解決すべく、ぼくが実践し、大学卒業までに500万円貯金した仕組み・テクニックをご紹介させていただきます。
どれも、ひとつひとつは大したものではないですが、そんな小さな積み重ねが結果として大きな差を生みます。
一緒にコツコツ・効率よく頑張っていきましょう!
- コンビニに行かない
- 消費はOK、浪費はNG
- 現金を極力持たない
- ギャンブルをしない
- 使わない現金は投資する
- 自己投資を惜しまない
- 勉強は図書館で
- 家計簿をつける
- 欲しい情報が勝手に入る仕組みづくり
- 時給の高いバイトをする
Contents
1.貯金のコツ10選
①コンビニに行かない
コンビニって便利ですよね。convenience store(便利な店)なので当たり前ではありますが。
でも、だからこそ何も目的がなくても行ってしまい、目に入ったものを無意識に買ってしまいがちです。
ただこうして他の人と同じように行動していては、いつまでたってもお金は貯まりません。
特に日常的にコンビニでペットボトルを買っている人は要注意。
毎日ペットボトルを1本買うだけで、150円×365日=54,750円/年の出費になります。
「水分取らないと死んじゃうから必要経費だ!」という人も多いですが、それは水筒ではダメなんですか?せめて、まとめ買いで1本50円で仕入れたペットボトルにしませんか?
水分をとるという同じ目的でも、それを達成する手段はいくらでもあります。『目的を明確にした上で、それを低コストかつ、ほぼ同じ満足度で満たせる方法はないか』を考える癖をつけていきましょう。
②消費はOK、浪費はNG
とはいえ、口にするものは大事です。あなたが口にしたもので、身体は出来上がっているのでそこを必要以上にケチると、後々医療費というかたちでより大きな支出を招いてしまう可能性があります。「何よりも健康は優先する」ので、そこのバランスは大事にしましょう。
そういう意味においては、食事は消費の一種です。ぼくは消費と浪費を以下のように定義しています。
ですので、いくら節約するからといって「食費や家賃を限りなくゼロにするぞ!」というのはする必要ありません。これらは抑えられる範囲で抑えるべきであり、必要以上にやると心がすり減りますし、長続きしません。
その代わりに、浪費は徹底的に抑えるべきです。
学生のときは周りの目も気になりますし、「高い服・流行りものを着てモテたい!」という気持ちになるのはよく理解できますが、そこは一歩引いて考えてみて、「この金額に見合ったものは返ってくるんだっけ?」、「身につけてるものだけで近づいてくる人って、一生付き合える仲間になるのかな?」、「見た目を華美にするより、中身をレベルアップするために自己投資に回そう」といった中長期的な視点を大切にして欲しいと思います。
その「一回グッとこらえて、冷静に考えてみる習慣」が、後々大きくなって返ってくるので、学生時代から意識しておくことをオススメします。
③現金を極力持たない
ぼくは学生時代から極力現金は持たないようにしてきました。
理由としては、
- 現金が必要以上に財布に入っていると、お金を持っていると錯覚し、財布の紐がゆるみやすくなる
- 小銭が重いからという理由で、今必要でないものを適当に買ってしまう
- 何にいくら使ったかを管理するのが、クレジットカードに比べて面倒
などがあげられます。
特に最近は楽天ペイなどの◯◯ペイシリーズや、クレジットカード文化が徐々に広がってきていることもあり、現金がなくても生活できるようになってきています。
これらの◯◯ペイやクレジットカードは得てして、ポイントやマイルの還元など、「現金に比べメリットも多い」ので使わない手はないです。
僕が住んでいたアメリカはクレジットカード文化ですし、旅行で行った中国も電子決済のみで過ごせるレベルになっています。キャッシュレスは世界の常識にもなってきているので、小さなことではありますが、学生時代から「日本の常識」にとらわれず、「世界の常識・トレンド」も知った上で、自分の生活に落とし込んでいければいいかなと考えてます。
ちなみにお得厨のぼくは、めちゃくちゃ調べた結果自分には「楽天カード」が最適であると考え、今はメインで楽天カードを利用しています。楽天カードについては、また別途記事にしたいと思います。
④ギャンブルをしない
これは超大事!ぼくが周りの友人たちと比べて、資産が形成されている大きな理由がここにあると思っています。
特に大学生になると、「周りがやっているから」、「友達付き合いのため」という理由で麻雀やパチンコを多くの人がやるようになります。
確かに麻雀は4人でやるので人脈形成にも繋がるし、頭を使って考えるトレーニングにもなると思うので、適度にやる分には問題ないと思いますが、必要以上にのめり込むと、お金だけでなく時間も吸い取られてしまうので注意が必要です。
一方でパチンコは絶対にやめた方がいいです。パチンコは一人でやるので人脈形成には直接的には繋がらないですし、胴元(パチンコ会社)が儲け分を差し引いているので、投資に対する期待値がマイナスだからです。つまり、理論上やればやるだけ損失が膨らんでいきます。
同様に、一発逆転!という夢を見せられやすい、宝くじや競馬などもマイナスサムゲームなので、節約や資産形成を目的とするならば、絶対に手を出すのはやめておきましょう。
日本のギャンブルの還元率は世界的に見ても低い方らしいので、いいカモにされないよう注意しましょう。
⑤使わない現金は投資する
では、みんながギャンブルに使っているお金はどうすればいいのか?
それはズバリ投資です。周りがマイナスサムゲームに参加している中で、あなたは期待値の高いゲームに参加することが大事です。
ただしあくまでも、必要最低限の貯金を確保した上で、というのが前提です。必要最低限の貯金は各人の収入や家族の資産などのバックグラウンド、今後の支出予定など、それぞれの状況により異なりますが、生活費の6ヶ月分と言われたりもしているので、一つの目安にしていただければと思います。
では具体的にどんな投資がいいのか。ぼくのオススメは、つみたてNISAを始めるのが初心者にはいいと思います。
学生時代でまだ若いので、時間を味方につけることができます。
つみたてNISAについても別途記事でまとめたいと思いますが、結論だけ先に言うと、「楽天・全米株式インデックスファンド」か「楽天・全世界インデックスファンド」に投資しておくのが最適解になるかと考えています。
長期でみると右肩上がりの市場に淡々と積立投資し、非課税のメリットを享受することで、着実に資産の形成を図っていきましょう。
⑥自己投資を惜しまない
また、浪費しないで貯めたお金は積極的に自己投資に回しましょう。
こう言うと、「せっかく貯めたお金なのに自己投資してたら減っちゃうじゃん!」と思うかもしれません。確かに短期的に見るとキャッシュアウトなので手元の現金は減ってしまいます。
しかし、自分への投資をケチり、少ない知識で動いた結果、誤った方法や、非効率な方法で走り出してしまう危険性があります。情報は常にアップデートする必要がありますし、現代は自分がその気になれば多くの優良な情報に触れ、先人たちの知識を短時間で身につけることができます。
なので、ぼくは特に本の購入については、ケチることなく積極的に使っています。
それが結果として、「質・鮮度の高い情報のインプット」→「自分の行動をよりbetterな方に適宜修正」することにつながっていると実感しています。
1,000円ちょっとで一気に知識が身につけられる「本」というものは、これ以上にないくらいコスパがいいものだと思いますし、自分がネットで調べると何時間もかかるものが一瞬にして手に入ります。そうして手に入った時間を他に振り向けることで、さらなる収入アップ・支出削減に繋げていきましょう。
⑦勉強は図書館で
これは学生であれば「すぐに実践できる」やつですね。
テスト前になると一斉に勉強し出しますが、特に大学生になるとほとんどの人がお洒落なカフェや、ファミレスとかでやり始めます。
でも本当にカフェでやる必要あるんでしょうか?
ある程度の雑音がある方が集中力が増すという研究もあるので、それを知った上で行っているならまったく問題ありません。しかし、ほとんどの学生はただ友達と話しながらやりたいから、勉強しているご褒美にお洒落なコーヒーを飲みたいから、などの理由で行っているように思えます。
そういう勉強をしているうちは頭に全然入らず、効率が悪いだけでなく、費用の面でも最低500円は毎回かかってしまいます。少ないと思うかもしれませんが、チリツモ(塵も積もれば山となる)です。
学生は「静か・広い・無料」で使える図書館という社会人からしたら羨ましすぎる施設があるので、最大限使い倒しましょう。そこで学校内にある生協で飲み物やお菓子を買ってもせいぜい300円程度しかかかりません。
同じ勉強という目的に対して、「うるさい・狭い・有料」な場所で非効率な勉強をするのではなく、「静か・広い・無料」な神施設である図書館で勉強し、効率的な勉強・無駄遣い抑制に繋げましょう。
⑧家計簿をつける
資産形成をする上での鉄則です。
あなたは「先月いくら使いましたか?」、「貯金はいくらしましたか?」という質問にすぐ答えられますか?
まずは自分の収支(いくらの収入が何によって生まれ、それを何に使っているか)を「知る」ことが大切です。
ただ家計簿を毎回つけるのは大変です。「少しでも楽をしたい」、「でもある程度正確に収支状況を把握したい」と思っている方は、ぜひ『マネーフォワード』という家計簿アプリを利用してみてください。
『マネーフォワード』の詳細については、後日説明したいと思いますが、このアプリにクレジットカードを連携することで、カードで支払ったものは自動的に家計簿に反映されるようになります。
この設定さえしてしまえば、あとは現金を使ったときだけ家計を入れればいいので楽チンです。そうすると、
「家計簿を入れる手間を省きたい」→「できるだけクレジットカードを使おう」→「ポイントやマイルが貯まる!」
という好循環も生んでくれます。
「楽して家計簿をつけて、ポイントも貯めてたい」という欲張りなあなたは、まずはここからはじめていきましょう!
⑨欲しい情報が勝手に入る仕組みづくり
「貯金のコツ」や、「節約情報」などを毎回調べていると、調べにいくのがめんどくさいですし、そのめんどくささから段々貯金めんどくさい!となってしまう方も多いかと思います。
そんな方にオススメなのは「自分が欲しい情報が、勝手に入る仕組みを作ること」です。
特に今の学生は普段の生活の習慣の一つとしてSNSを何気なくチェックしていると思います。そこで、twitterやインスタでそういった情報を発信している人をフォローすることで、タイムラインに有益な情報が流れるのでそれをチェックしていきましょう。
読むのが面倒なときは飛ばしていいですし、気になった情報があったときだけ読めばいいと思います。大事なのは、『そのような有益な情報に日常的に触れる環境を自ら作ることで、無意識に意識を高める』ことにあります。
ものは試しということで、まずは気軽に初めてみてはいかがでしょうか。
⑩時給の高いバイトをする
最後に収入源についてです。
ほとんどの学生の方の収入源はアルバイトになると思います。そしてそのほとんどの方は、カフェなどの飲食店などが多いと思います。
アルバイトは大事な経験になりますので、色んなアルバイトを経験してみるべきだと思いますが、資産形成という観点に着目するならば、時給の高いアルバイトの方が当然お金が貯まるスピードは違います。
なので、せっかく「時間の切り売り」をしてアルバイトをするのであれば、時給の高いアルバイトを始めましょう。
そのようなアルバイトを探すときは、自分が周りに比べて秀でていて、より高い対価を引き出しやすいものを探しましょう。
例えば、ぼくはある程度勉強が得意だったので、家庭教師か塾講師をやろうと最初考えました。しかしこのビジネスモデルを考えてみると、これらは自分(先生)と生徒の間に仲介業者や企業を挟むことから、フィーが直接自分に入ってこないため、稼ぐ効率が悪いので別の手段を取ろうと考えました。
そこで、ぼくは「個人契約」というかたちでネットで生徒の募集をかけ、直接親御さんと時給の交渉をした結果、3,000円の時給を引き出すことに成功しました。これがもし仲介業者を挟んでいたら、時給1,500円くらいだったと思います。
とはいえ、「私はそんな周りに比べて秀でたものなんてないし…」という方も多いかと思いますので、そういった方はそのような力(例えばプログラミングや英語)を今から身につけるのも一手だと思います。
仮に高単価バイトにつながらなかったとしても、「あなたの武器」として今後の人生に間違いなく役に立ちます。
貯金をする上では、支出の抑制に目がいきがちですが、同じくらい収入のアップは大きな効果をもたらすことを忘れないようにしましょう!
2.貯金のコツまとめ
- コンビニに行かない
- 消費はOK、浪費はNG
- 現金を極力持たない
- ギャンブルをしない
- 使わない現金は投資する
- 自己投資を惜しまない
- 勉強は図書館で
- 家計簿をつける
- 欲しい情報が勝手に入る仕組みづくり
- 時給の高いバイトをする
いかがだったでしょうか。
「これは使えそうだな」、「これは私には合わないな」など色々発見や、気づきがあったかと思います。
行動を起こすには、まずは「知ること」が大事なので、自分に合ったやり方をピックアップして頂き、地道にコツコツと貯金を貯める一歩を踏み出していって頂ければと思います。
社会人用の貯金については、こちらをご覧ください↓
それでは!
Good Luck!