このような悩みはありませんか?
この記事では、実際に銀行からホワイト企業に転職したさぼてんが、
実際の転職面接での経験をもとに徹底解説をしたいと思います!
- 転職面接の「入室から退室までの流れ」を知ることができる
- 「新卒と転職での面接の違い」を知ることができる
- 流れを知ることで、漠然とした不安を払拭することができる
Contents
結論
まずは結論から。
転職の面接の9割は以下の流れで行われます。
受付
→入室
→自己紹介
→強み
→現職の仕事内容・経歴
→志望動機
→逆質問
→退室
まずはこの「基本の型」に対する準備をガチガチに固めるところから始めましょう。
(ガチガチに固めることには賛否両論あるかと思いますが、聞かれる可能性が極めて高い質問を準備することで自分の頭の整理ができますし、何より心に多少なるとも余裕を持つことができるので、ぼくは「基本の型」については準備しておくことについて賛成派です)
受付
会社によっては受付に派遣社員と見せかけて人事を座らせ、そこからあなたの態度をチェックしていることがあります。
そうです、受付の時点から面接は始まっているのです。
だからと言って特別なにか準備する必要はありませんが、受付の方にもしっかり挨拶するなどの当たり前なことをし、とにかく減点だけは避けるようにましょう。
また受付に行く時間ですが、面接開始10分前くらいで大丈夫です。
たまに30分前から待機している人がいますが、そんなに早く行っても逆に迷惑になりますし、「ビジネスセンスがないやつ」と思われる可能性もあるので、適度な時間に行くようにしましょう。
入室
入室は3回ノックして、「どうぞ」と言われてから入室します。
入ってからも、「どうぞおかけください」と言われるまで座らないようにしましょう。
当たり前のマナーで恐縮ですが、面接が久しぶりだと、この一連の流れがぎこちなくなってしまったりするので注意しましょう。
逆に、先に部屋で自分が待機して、そこに後から面接官が入ってくるパターンのときもあります。
そのようなときは、面接官がノックしてきたタイミングで立ち上がりましょう。
「ずっと立って待っておくべき」という意見もありますが、さすがにそこまでする必要ないと個人的には思います。
面接の結果はこの【一番最初の印象で決まる】と言われるくらいに重要です。
最初から印象が悪いと、その後いくらいい内容を話しても減点からのスタートになってしまいもったいないので、最初から気合いを入れていきましょう!
自己紹介
まず、自己紹介について説明する前に、「面接の大原則」を先にお伝えしたいと思います。
- 明るくハキハキと
- とにかく簡潔に
- 聞かれている以上のことをダラダラ話さない
この3つをこれでもかというくらい意識してください。
これを意識するだけでも相手に与える印象が大きく変わりますので、
まずはこの3点を頭に叩き込んだ上で、今からご説明する内容を読んで頂ければと思います。
さて、自己紹介についてですが、これは100%聞かれるので事前にきっちり台本を準備しておきましょう。
ぼくは30秒パターンと1分パターンで準備しておき、
当日の面接官の性格を見極めて(せっかちかどうか等)喋るスピードを変えたり、自己紹介を切り上げるタイミングを調整していました。
想定質問
- 自己紹介をお願いします
- お名前と現職について簡単に教えてください
強み
強みについても必ず聞かれます。
中途採用ということは、基本的に即戦力を求めています(第二新卒は例外です)。
なので人事が知りたいのは、「あなたが使えるか」です。
ですので、あなたがただ伝えたいだけの強みを言うのではなく、面接官がそれを聞いて「その強みがあるなら、うちでも使えるな」と思えるような強みを厳選し、伝えましょう。
また、強みを伝える際は、「この強みを生かしてどう貢献したいか」というのもセットで伝えましょう。
そうすることで、面接官も「あなたが入社後に活躍するイメージ」をしやすくなり、面接を通過しやすくなります。
新卒のときと違い、転職では「会社にどう貢献できるか」がより重視されるので、的を射たアピールポイントを積極的に伝えていきましょう。
なんのスキルをアピールすればいいかを判断するには、
募集要件に書いてあることがヒントになるので、「募集要件と自分の強みをリンク」させるように意識してみましょう!
想定質問
- あなたの強みを教えてください
- その強みを弊社でどのように生かそうと考えていますか
現職の仕事内容・経歴
面接の中で「職務経歴について教えてください」というかたちで聞かれますが、
これは時系列に沿って事細かく説明するのではなく、自分がアピールしたいポイントを抽出して、簡潔に相手に伝えることがポイントです。
面接官もあなたのキャリアを1から10まですべて聞いてあげられるほど暇ではありません。
要点を簡潔に伝えられるように、事前にキャリアの棚卸しはしっかりやりましょう。
ちなみに、ぼくの【キャリアの棚卸しのやり方】は、
- Wordに「これまでやってきた業務」「そこで身につけたスキル経験」「失敗したこと・そこから学んだこと」等をすべて箇条書きにして書き出して可視化
- その中から自分がアピールしたいポイントをピックアップ
というやり方を取っていました。
【余談】
社会人1年目のときから自分の「市場価値」をどうやったら上げられるかというのを常に考え、その時々の自分の履歴書を眺めながら、
「この経歴になんの経験・スキルが加わればもっと市場価値が上がるかな」というのを想像し、それに近づけるように普段の仕事では意識していました。
例えばぼくは、「よりグローバルなビジネス経験を積みたい」
と考えていたため、ファーストキャリアの銀行では、語学力や自信のキャリアプラン・意欲・関連する実績を常に上席にアピールすることで、結果的に国際色の強い仕事を任せてもらえるようになりました。
想定質問
- あなたのこれまでのキャリアについて簡潔に教えてください
- 現職での成功体験、失敗体験をそれぞれ一つずつ教えてください
- 現職でのあなたのミッションを教えてください
志望動機
志望動機は
「なぜその業界か」→「その中でもなぜその企業か」→「なぜその職種か」
の流れで説明するのがベストです。
その方が聞いている側もストーリーとして話がスッと入ってきやすくなるからです。
転職の面接では、新卒のとき以上に深掘りされます。
内定を出したのに来ないとなると、採用担当者にマイナスがつくということから面接官も慎重になりますし、転職の理由がネガティブなものでないか、「逃げの転職」でないかというのも確認したいためです。
仮に本当はネガティブな理由であったとしても、ここでは馬鹿正直に言わず、なんとか未来志向な理由なんですという建てつけにしましょう。
想定質問
- 志望動機を教えてください
- 転職を考えた理由を教えてください
- 現職が嫌になって転職を考えている面はありますか
- 競合他社ではなく、弊社を志望する理由を教えてください
逆質問
逆質問は必ず面接の最後で聞かれます。
ここではあなたが本当に聞きたい質問をするのではなく、
「自分はあなたの企業を理解していますよ」「自分は使える人材ですよ」というのが伝わるような質問をしてください。
例えば、
「御社は現在◯◯の分野に力を入れており、その理由はこういう理由があるからであると自分は考えているのですが、その理解は正しいでしょうか?もし他にあったら教えてください。」
など。
たまに逆質問で「何もないです」と答える人がいますが、これは興味がないと言っているのと同じなので絶対にやめましょう。
本当に入りたい会社であれば1つや2つは聞きたいことくらいありますよね?
そういうことです。
このように、逆質問も入社への本気度を伝える「アピールの時間」であることに変わりないので、しっかり有効活用できるよう、バッチリ準備しておきましょう!
・調べればすぐ分かるような質問
・面接官が答えづらいネガティブな質問
は絶対にやめましょう!
想定質問
- あなたの方から聞きたいことはありますか
- 最後に伝えたいことはありますか
退室
面接が終わったら、
- 椅子に座ったまま、「本日はお忙しいなか、誠にありがとうございました」とお礼を伝え、軽くお辞儀をする
- そのあと立ち上がり、「失礼致します」と伝え、椅子の横でもう一度お辞儀
- ドアの手前で再度「失礼致します」とお辞儀し、静かに退室するという流れになります。
これは新卒面接だろうと転職面接だろうと関係ない、一般的にお作法になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
もう一度、転職面接の流れをおさらいしてみましょう。
受付
→入室
→自己紹介
→強み
→現職の仕事内容・経歴
→志望動機
→逆質問
→退室
9割がたの面接はこの流れで行われるので、
まずはこの9割に対する準備を120%の力でバッチリやることから始めていきましょう!
あなたの転職がうまくいくことを祈念しています。
Good Luck!