こんにちは、さぼてんです。
この記事では、私のUSCPA試験当日のルーティーンや、当日の立ち回り方・心構えについてご紹介します。
- 「当日は何を食べる?」
- 「どう時間配分を考える?」
- 「初見の問題が出たらどうする?」
など、直前期に気になる疑問について、実体験ベースでまとめました。
試験直前〜当日にかけて、どの科目にも共通して使えるので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
本番前のルーティン:脳のスイッチを入れる
朝は緊張で食欲がわかない人もいると思いますが、私は脳の活性化のために以下を取り入れていました。
- 水を300ml 飲む
- チョコをひと口だけ食べる(血糖値と覚醒レベルを上げる)
満腹にはせず、軽く脳に栄養を入れる程度がベスト。
朝食代わりにプロテインバーなどもおすすめです。
私は午後になると頭が働かなくなるタイプなので、可能な限り試験は朝一に入れていました。
試験前の勉強
試験前に問題を解いてから行く人も多いと思いますが、私は脳を疲れさせるのが嫌だったので、電車の中で
- FARとBAR:軽くテキストを見る
- AUDとREG:自作のまとめ資料を見る
というのをしていました。
特にAUDとREGは、計算ではなく暗記系の問題がほとんどなので、直前までまとめ資料を見ておき、実際に本番のMCで何問も出てきたときには、「よし、既に10点は取れたな」などと考え、精神的に楽になることができました。
試験開始時:時間配分をメモする
USCPA試験では、Testlet(小テストの塊)ごとの制限時間はありません。
そのため、試験開始直後に自分で各Testletにどれくらい時間を使うかの目安をメモし、「時間切れで最後まで解けませんでした」とならないようにすることが重要です。
私が実際にメモしていた目安の時間と、試験本番で実際どれくらいの時間を使ったかの実績については、以下の各科目ごとの記事でまとめていますので、そちらをご覧ください。




休憩時間の栄養補給アイテム
Testlet 3終了後の休憩では、日本で買っておいたウィダーinゼリーと、大きいサイズのキットカットを摂取し、エネルギーを即効でチャージするようにしていました。
ウィダーはロンドンの会場で向かう道中では売っていないため、日本から事前に4科目分だけ持参。
4つしか買わなかったのは、「一発合格」を自分に課す小さなプレッシャーの演出でもありました。
※ちなみに、ロンドンのジャパンセンターなどに行けば、割高ですがウィダーも買えます。
試験用電卓についての注意点

本番で使われる物理電卓を事前に買って慣れておく人もいるようですが、私の意見としては、そこまでやらなくてOK。
ロンドンでは、かなり小さくて使いにくい電卓が貸し出されましたが、わざわざ練習しなくても特に問題はありませんでした。
※私が受験した会場は、すべて HolbornのPrometric(52-54 High Holborn, London WC1V 6RL)でした
当たり前ですが、大事なのは「道具」ではなく「内容理解」です。
「本番で試験に集中できるようにするための練習なんだ!」というのも分かりますが、それで万が一本番で貸し出される電卓が想定と違うものだった場合に、そういう人はかえって動揺して集中できないでしょうし、そもそも電卓の違いで合否に関わるほど点数が変わってしまうようだと、まだ受かるレベルに達していないのではないか、とも思われます。
ダミー問題の存在を忘れない
USCPA試験には、「ダミー問題(採点されない問題)」が混ざっています。
ダミー問題とは、今後の試験の参考として、実験的に実際の試験問題に混ぜているものになります。
本番で全く見たことのない論点が出たときは、深追いせずスキップも選択肢。
「これはダミー問題かもな」と割り切って、得点源になる問題に時間を割くことが重要です。
緊張していると、この事実を忘れがちですが、一問にこだわりすぎてタイムオーバー → 落ちるということにならないよう、気をつけましょう。
最後に:一発合格を引き寄せるには
試験当日にできることは限られています。
だからこそ、私は当日の行動パターンを事前に決めておき、精神を落ち着けることが重要だと考えています。
- 水・チョコで、脳を目覚めさせる
- 時間配分をメモしてブレを防ぐ
- ダミー問題に執着しない
こうした小さな工夫と戦略の積み重ねが、結果的に合否を分けることもあります。
この記事が、皆さんの参考になれば幸いです。
